50代の超短期語学留学 in London〜学校は明日から【2日目】
2018.11.4
この日は明日からの初登校に備えて、通学に使うオイスターカードの購入や学校までの行き方、時間を確認しました。
ステイ先1日目の朝
昨日の晩「明日は日曜日なので朝ごはんは9時からよ」と言われていたので、9時過ぎに階下のダイニングルームへ。昨日バターたっぷりのオムレツをいただいた所です。
ダイニングの食卓には、お皿とフォークが数人分並べられていました。
ホストマザーのお宅にはお手伝いさんがいると聞いていましたが、他にも誰かいるのでしょうか、、。
優しそうなお手伝いさんが笑顔で迎えてくれ、握手とご挨拶をしたあとテーブルにつきました。
朝食は、パン、ハム、チーズ、ゆで卵、ヨーグルトなどがテーブルの真中に並べられていて、好きなものを食べていいようでした。
パンはホストマザーの手作りパンと普通の食パンから選べます。
私はホストマザーの手作りパンにハムとチーズ、ゆで卵をスライス器でスライスしてオープンサンド風にしました。
牛乳とコーヒーも好きな分量だけ自分で入れていただきました。
ちょうど食べ終わった頃、二階から20代と思しきシュッとした男の子がダイニングルームに「Good morning」と言いながら入ってきて、私を見るなり「Hi Nice to meet you」と握手してきました。
私もぎこちない笑顔でご挨拶。
彼もこちらでホームステイをしているようです。
後からわかりましたが、他に2人男性がステイしていました。
ちなみに、彼はスイス人で、英語もぺらぺら。
まだ勉強しないといけないことがあるの??というくらい流暢です。
ホストマザーと苦もなく会話していました。
その会話の速度が早すぎて私にはちんぷんかんぷん(;´Д`)
・・・やっていけるかなぁ、、、(不安)
いやいや、マイペース、マイペース、、。大丈夫、大丈夫ぅ〜!と自分を励まします😂
通学の予行演習
食後は、ステイ先から学校まで行ってみることに。
まずは、ステイ先の最寄り駅でオイスターカードを買うことにしました。
オイスターカードは、日本で言うSUICAやICOCAのようなプリペイド式のカードで、チャージをして使います。
トラベルカードという紙のカードもありますが、プラスチックのオイスターカードで「ピッ!」とタッチしたくて😂オイスターカードを作って、その中にトラベルカードを入れることにしました。
本当は昨日送迎タクシーを待っている間に、ヒースロー空港で買っておけばよかったんですけれども、気持ちが落ち着かないまま初めてのことをすると、なんだか失敗しそうだったのでやめました。
部屋に戻って出かける準備をし、家の鍵をもらって、出発です。
交通機関ナビアプリは「Citymapper」がオススメです
日本で何度もグーグルマップで家から最寄り駅までを確認して、シミュレーションしてはいましたが、いかんせん根っからの方向音痴です。
家を出たところで、右に進めばいいのか、左に進めばいいのか、、、。(;´∀`)
早速、スマホに入れていた「Citymapper」というアプリを立ち上げ、最寄り駅を入力して方向を確認してやっと歩き出すことができました。
ナピアプリのCitymapperはとっても便利!
方向音痴の私にとって、この旅一番の頼もしい相棒でした。
グーグルマップなどのアプリでも経路はわかるし乗換案内もしてくれますが、Citymapperは画面デザインもすっきりしていて見やすく、歩いている方向もわかりやすくてとっても助かりました。
突然の事故やストなどの情報にも状況が変わるたびに乗り継ぎ手段も臨機応変に提案してくれるところが一番助かりました。
方向音痴の方の、ロンドン一人旅にはおすすめです。
Citymapper – Transit Navigation
Citymapper Limited無料posted withアプリーチ
オイスターカードを買う
citymapperのおかげで迷うことなく最寄り駅「Neadsden」に到着です。
あまり大きな駅ではないので券売機は2つしかありませんでしたが、日曜日の朝ということもあり、乗客も少なく、落ち着いて買えそうでした。
事前に日本で検索して頭に入れていた通りに、まずは券売機の上に「Oyster: Buy, top-up and refund」と書かれているかを確認。
これが書かれていない券売機では、オイスターカードの購入やチャージ、返金ができません。
ロンドンの地下鉄の券売機は多国語に対応していて、モニターの下の方にはずらりと国旗のアイコンが並んでいます。
その中から日の丸を押すと日本語表記に変わります。
・・なつかしい、日本語だわ♪
って、まだ、ロンドン2日目。😂
まず「新規カードを購入する」のボタンにタッチ。
次に枚数の選択画面が出てくるので「1」にして、チャージする金額を指定します。
私は、後から購入するトラベルカードの範囲からはみ出た時用に£5、デポジットの£5と合わせて£10を現金で支払いオイスターカードを購入できました。
領収書を発行が必要な時は、支払い前に「領収書を発行する」というところにタッチしてください。
私は、欲しかったのにテンパっていてすっかり忘れてしまいました。
※ちなみに使い終わってカードに残ったお金を返金して貰う場合、券売機だと£10以下でないとだめみたいですのでチャージ額にご注意ください。
トラベルカード7日券をオイスターカードに入れる
次に購入したオイスターカードに「トラベルカード7日券」を入れます。
先ほどと同じように日本語表記にして、今度は「延長及びその他の乗車券」(だったと思います。すみません、あやふや💦)にタッチして、次の画面で「7日トラベルカード」を選択。
私のステイ先はzone3なので、学校のあるロンドン中心地のZone1〜3を選ぶと£40(2018.11時点で約6,000円弱)でした。
結構なお値段だなと思いましたが、ロンドンの地下鉄は高い(Zone1→Zon1で2.5£、Zone1→Zone3だと通学時間帯で3.3£)し、バスにもどんどん乗れるのでトラベルカードが便利でお得でした。
こちらはクレジットカードで購入。
券売機のクレジットカードを入れるところが深くて、かなり奥まで入れなくてはならなくて、カードを入れる場所がここで合っているのか不安でしたがちゃんと購入できました。
このあと、画面上で「チャージするためにカードリーダーにタッチしてください」みたいなメッセージがでますので、オイスターカードを券売機の黄色い丸いカードリーダーにタッチ!
するとオイスターカードに、トラベルカード7日券が入りました〜♪
このタッチするのを、忘れないようにしてくださいね。
ちゃんと入ったか心配な方は(私です😂)、券売機の黄色いカードリーダーにタッチすると残額が表示されます。
地下鉄に乗ってみた
トラベルカードもゲットして、ちょっとウキウキ♪
Neadsdenから学校までは、Jubilee line→Central lineまたはJubilee line→Piccadilly lineで行けます。
ロンドンの中心地からちょっと離れていましたが、電車の乗り継ぎも便利で良かったです。
今日はピカデリーラインを使って行ってみました。
これもCitymapperがその時間に最適な乗換案内をしてくれるので、助かりました。
ピカデリーラインの「Russell Square」駅を出て、Citymapperの指示通りに歩くと数分で無事学校前まで到着。
煉瓦色の建物と真ん中の時計が、学校ぽくていい感じです。
セントジャイルズは、ロンドンのSohoで1955年に設立しました。なんとまだ私ですら生まれていません。😂
このセントラル校は1987年のオープンです。
屋上にはテラスがあり、その下2階分が学生寮になっているようです。
テラスにも行ってみようと思っていたことを、今思い出しました。😂
明日から、ここへ通うのねぇ〜と思うと心が踊ります。
授業は午前中だけも選択できましたが、せっかくなのでめいいっぱい勉強もしようと欲張って午後の授業も選択したので、私が自由に行動できるのは、今日のこれからと毎日の放課後と次の土日のみ。
限られた時間ですが、行きたいところは沢山あります。
さぁ、行こう!まずは、どこへ?
やっぱり、フェルメールが私を呼んでいます。行かねばっ!
フェルメールに会いに「ナショナル・ギャラリー」へ
この学校の最大の魅力は中心地に位置しているだけあって、交通の便の良さとどの観光名所にも行きやすいところ。
歩いて数分のところには大英博物館があります。美術館、博物館めぐりが好きな方にはたまらない条件です。
・・・あれっ、勉強のためといいながら、、、(;´∀`)
大英博物館もいいですが、私がまず行きたいのはナショナル・ギャラリーです。
日本にはフェルメールファンが沢山おられます。
熱狂的というには知識もこだわりも足りないかもしれませんが、私もその中の一人です。
約35点ほどしかないと言われているフェルメールの作品中、今まで私が見ることができたのは、日本での特別展やドイツ、オーストリア、オランダ旅行で見た作品を合わせて18点です。
ロンドンのナショナル・ギャラリーでは、私がまだ見たことのない2つの作品「ヴァージナルの前に立つ若い女」と「ヴァージナルの前に座る女」が展示されています。
その作品を間近に見れると思うだけでときめきで心がはやります。
ロンドンバスに初乗車
「学校からナショナル・ギャラリーへはバスがいいよ」とアプリが教えてくれたので、ロンドンバスに乗ってみることにしました。
ちなみにロンドンバスは、現金は使えません。
クレジットカードかトラベルカードあるいはオイスターカードで支払います。
歩いて数分の「Southampton Row」駅から91番のTrafalgar Square行きに乗って「Trafalgar Square」駅まで向かいます。
ロンドンバスは、乗ったときにオイスターカードを1度タッチするだけでオッケー(降りるときはタッチ不要です)。
人の流れに沿って少し歩くと目の前にトラファルガー広場が、そしてその奥にはナショナル・ギャラリーが、、。
素晴らしい光景です。
名作揃いのナショナル・ギャラリー
トラファルガー広場の先にある、左右対称の建物がナショナル・ギャラリーです。
この建物の向かって左手に新館があり、そこが入口になっています。金属探知機を抜けて回転扉から中へ入ります。
なんとナショナル・ギャラリーの入館料は無料です!ここだけではなくロンドンの美術館、博物館の多くは無料で鑑賞することができます。
素晴らしいです!
この美術館にはフェルメールだけでなく見たい絵が目白押しだったので、ナショナル・ギャラリーのサイトから館内マップもプリントアウトし、どこに何があるのかを書き込んで持参していましたが、せめてもの入館料がわりに日本語の館内マップ(£2)を買いました。
ドネーションの箱も置かれているのですが、お小遣いが少なくて申し訳なかったです。
それにしても、私が方向音痴だからか建物の構造的に場所がわかりにくいのかわかりませんが、マップを見ながら歩いてもどの方向に行けば良いのかわからず、館内の学芸員さんやスタッフさんに聞きまくり💦。
この後もどこへ行っても迷ったので多分私の方向音痴が原因でしょう。Citymapperに頼りすぎて自立できてなかったかも💦
見たかったスーラや印象派の絵の一部は開催中の特別展の中にあり、残念ながら見れませんでした(特別展のお金を払えばもちろん見れます)が、それでも十分見ごたえのある素晴らしい美術館でした。
フェルメール、レンブラント、モネ、ゴッホ、ドガ、ピカソ、、、、。
館内の装飾も素晴らしく、いつまでもいたいような美術館でした。
・・・これが、無料とは、、無料とは、、、なんて懐が深いんだ、イギリス。ほれてまうやろ〜っ!
この日以降、立地条件の良さもあって、度々ここのおトイレにはお世話になりました。
外国でおトイレを探すのは難しいです。
ナショナル・ギャラリーのことは、こちらにもオススメの美術館として書きました。
ビッグベンは2021年まで改修工事中〜(T_T)
美術館で感動し、どんどんテンションが上がってきてBig Benまでてくてくと歩いてみました。
私の持っているガイドブックにはロンドンの顔、エリザベス・タワー(ビッグベン)の風格ある写真が載っております。
しかぁ〜しっ💦なんと、残念なことに2021年まで改修工事中で、すっぽりと工事用の足場に覆われておりました。
残念(T_T)
2021年までこのまま?
私は見そびれてしまいましたが、ウエストミンスター橋から見ると工事用の足場の間から時計だけは見れるようになっているみたいです。
気を取り直してウェストミンスター寺院へ。(実はビッグベンを目指しすぎて手前にあったのに通り過ぎてしまっていました)
ウェストミンスター寺院は、ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式を挙げ、ダイアナ妃の葬儀が行われたところでもあります。
残念なことにこちらも、日曜日は一般公開はなし。
それでもたくさんの観光客が寺院をバックに写真を撮っていました。
私も荘厳な外観をカメラにおさめましたが、私も写りたい。。
周りをきょろきょろして写真を撮ってくれそうな優しそうな女性に声をかけ、寺院をバックに写真を撮ってもらいました。
とても親切な方で角度を変えたり縦、横を変えたりして何枚か撮ってくれました。
それにしても外国の建物はとにかく大きいので全体を撮るのが難しいですね。
全景を撮ろうとしてスマホの広角で撮ったのでずいぶん歪んでしまいました💦
寺院の中は写真撮影は禁止ですが、とても荘厳で素晴らしい所だと書いてあったので、ぜひ見たいと思っていたのですが、今回の滞在では最後まで見る機会がありませんでした。
イギリスの風を感じる素敵な公園「セントジェームスパーク」
そこからはあてもなくウロウロと気の向くままに散策していると、セントジェームスパークにたどり着きました。
鳥が沢山いる小さな噴水の池の側には、古い小屋のようなものが。
小屋の屋根の上には痩せた鳥が1羽止まっています。
ダックアイランドコテージというそうで、案内板によると1841年に公園のbird keeper(鳥番?)のために作られた小屋だそうです。
11月はあまり花も咲いていませんでいたが、春などお花の季節にはお散歩も楽しいかもしれませんね。
そのまま真っすぐ歩いていると戦争のモニュメント「Guards Memorial」が見えてきました。
そのモニュメントの前にはホースガーズパレードがあります。
この建物が何かを知らずに通り抜けたのですが、中の小さな広場に人だかりができていました。
人をかき分けて覗いてみると、途中からではありましたが、衛兵の交代式を見ることができました。
馬の蹄の音と衛兵さんの掛け声を聞いて、ロンドンに来たのだなぁと実感しました。
警備の定位置についたところで皆さんこぞって側に立って写真を撮っていました。
私も写真をとってほしかったけど、皆さん順番待ちに夢中で声をかけれませんでした。
こんなときは独り歩きは寂しいですね。
ロンドン初の外食はファストフード「itsu」へ。
歩き疲れて小腹が空いてきたので、初のロンドン外食へ。
とはいえ、どこに入っていいのやら、、ととぼとぼと彷徨ううちに手頃なお値段の日本食?チェーン店「itsu」があったので入ってみました。
そんなにがっつりはいらないし、、と思ってメニューを見ると「Chicken Noodle」の文字が。
あ、ラーメンかしら、、。
ちょっと肌寒いし、あったかい汁物を食べたかったのでこれを注文してみました。
でてきたものは、ヌードルではありましたが、ラーメンじゃなかったです。
しっかりエスニックな香りで、麺が春雨だったことにちょっとがっかり。
味もどちらかといえば、タイ風のココナッツカレー味のようなピリ辛スープでした。
期待とは違いましたが、味そのものは悪くなかったし値段も手頃、なにより温まれて良かったです。
お腹が膨らんでまだもう少し歩けそうだったので、事前に調べて行ってみたかったオーガニック系のスーパー「ホールフーズ・マーケット」へ行ってみました。
1階は食料品で調味料や食材、くだものなどたくさん並んでいました。
2階が化粧品やサプリメントを売っていました。オーガニック系の化粧品もいろいろ置いていて私の好きなニールズヤードレメディーズもありました。
おこずかいに余裕があれば買いたいものもありましたが、まだまだ初日なのでお財布の紐をしめて、明日のランチ用のシリアルバーとガムだけ買いました。
初日にしては頑張りました。相棒のcitymapperが良い働きをしてくれました。
ありがとう♪
ビールが、ビールが、飲みたい、、。
ステイ先には6時過ぎに帰宅しました。
晩御飯の7時頃、階下からカランカランとベルが鳴りました。
どうやらベルでご飯の用意が出来たことを知らせてくれているようです。
降りていくと新たにもう一人、少し大人の、というかおっさんの外国人が、、、。(とはいえ私よりは一回り以上若いみたいです(;´∀`))
「Hi Nice to meet you」
この方は無口なトルコ人でした。
食事中はホストマザーとヤングなスイス人がペラペラと流れるように流暢に会話をしています。
たまに無口なトルコ人がぼそぼそ。
やはり何を話しているのやら、早すぎてちんぷんかんぷん。
ただただ、黙って眼の前の食事に集中しているふりをしました。😂
今日の晩ご飯はクリームグラタンとポテトでした。
各自好きな量を自分でとりわけられたので、残すこともなく助かりました。味もおいしかったです。
ただ、、、ビールが、飲みたい、、、、。
でも、、誰も飲んでない。💦
食後に思い切ってホストマザーに聞いてみました。
「自分で買ってくるので食事と一緒にビールを飲んでもいいですか?冷蔵庫に冷やさせていただいていいですか?」
快く「いいわよ、好きにしなさい」と言ってもらてちょっと安心。
わ〜い♥明日は、飲むで〜♪
部屋に戻ってシャワーの後、明日の準備をしてからベッドでラインやフェイスブックを見ながらくつろぎました。
ありがたいことにお家のwifiも使わせてもらえました。残念ながら電波はあまり強くなくて運のいいときだけ繋がる感じでしたが、、。(後日他のホームステイの方々も同様の感想を言ってました。)
いよいよ明日は初登校です。どんなところでしょうか、ドキドキしながらも早めに就寝しました。