50代の超短期語学留学 in London〜初めての海外一人旅 出発!【1日目】
2018年11月に、50overにして初めて、海外ひとり旅(語学留学 for 2 weeks in London and for 1 week in Sardegna)を経験しました。
その時の体験と役立ったなと思う情報も併せてお伝えできればと思います。
情報は2018年の冬のことですのでもう古くなっていることもあるかもしれませんので、出来るだけ新しい情報に差し替えていきたいと思いますが、ご利用の際には念の為ご確認をお願いいたします。
初めての一人フライト
2018.11.3
多分この頃には仕事はなくなっているであろうと目論んて組んだ日程でしたが、当日にはまだ、両社共仕事は終わらず、無責任にも途中でほっぽりだしての旅立ちとなりました。
まぁ、私にしか出来ないような仕事はもうなかったので、その辺は罪悪感はあまりなく、両方の仕事先の社長にも快く送り出していただけました。
関空までは、JR特急列車「はるか」で行きました。
ラピートの方が宇宙っぽくて好きなんですけど、今回は我が家からは荷物の移動も楽なJRにしました。
JR関空快速のほうが安いですが、スーツケースもあるし、やはり海外への旅立ちは「はるか」です(気分的に)。
仁川空港経由ヒースロー空港へは、初搭乗のアシアナ航空
関西空港についたら留学ジャーナルの受付で説明を受け、往復のe-チケットをもらいます。
そのチケットを持ってアシアナ航空のチェックインの列に並ぼうとすると、入り口でアシアナのグランドスタッフの方に通せんぼ状態で行く手を阻まれました。
「このチケットは、自動チェックイン機でチェックインしてください」
自動チェックインも初めての経験です。
え〜っ、どうするんっ!と戸惑いながらもパスポートをスキャンして、モニターの指示通りにすすみ、なんとか無事搭乗券を発券完了。
しかし、テンパりすぎてマイレージの番号を入力し忘れました。
・・・自分でやると色々忘れます、、、💦しかも、誰のせいにも出来ないし、、💦
座席指定もよくわからないまま発券されましたが、事前に留学ジャーナルのスタッフさんに「すべて通路側」とお願いしていたので、問題なく関空発便も乗り継ぎ便も通路側になっていました。
ちなみに海外へ行くときは窓からの景色よりも、トイレへの行きやすさを最優先します。😂
知らない人を乗り越えて何度もトイレに行くのは気が引けますから。(単に思う存分飲みたいだけ、という気もしますが、、)
預け荷物もヒースロー空港まで行くようなので乗り継ぎ時には手荷物のみでの移動です。
海外へ行くときは、搭乗まで「ビールとおにぎり」をいただくのがいつもの行事です。
しばらくして搭乗が始まりました。ちょっとドキドキします。
韓国を拠点とするアシアナ航空だけあって、搭乗される方はほとんどが韓国の方か日本人、数名の欧米人といったところでしょうか。
この飛行機で仁川国際空港まで飛びます。
約10分遅れで離陸後、すぐに韓国への入国カードが配られました。
乗客の多くが韓国への入国カードを受け取る中、乗り継ぎが不安な私は、近くにロンドン行きの乗り継ぎの人がいないかキョロキョロ見渡します。
すると斜め前方の金髪のお兄さんが入国カードを断り、行き先を「ロンドン」と答えているのをキャッチしました。
「次もきっと同じ便ね♪あの人についていけば、スムーズに乗り継げるはず!」と少し緊張がやわらぎました。
二時間弱の短いフライトでしたが、機内で朝食をいただきました。
見た目は日本の朝ごはんですが、コチュジャンをかけるところが韓国風。
無事に乗り継ぎにも成功♪イギリスまでは12時間のフライトです
仁川国際空港には約20分遅れの到着です。
定刻着で1時間50分程の乗り継ぎ時間があったので、少し遅れても大丈夫なのですが、初めての乗り継ぎ、しかも初めての空港ということもあり、やはり気持ちは焦ります。
目の前を歩く機内でロンドンへ行くと言っていた金髪お兄さんをしっかりとロックオンし、見失わないように後ろについて歩きました。
とはいえ、インチョン空港は、英語が苦手な日本人にも優しいです。
飛行機から出るとすぐに日本語で「乗り継ぎ」の文字と矢印が書かれています。
そのままその文字を辿っていくと乗り継ぎ用の手荷物検査場にちゃんとたどり着くようになっています。
途中で「乗り継ぎツアー」なんていうトリッキーな看板がありますが、それを無視してひたすら「乗り継ぎ」の看板をたどれば行けます。
私は「乗り継ぎツアー※」の看板に一瞬こっちなの?と不安になりましたが。笑
※「乗り継ぎツアー」とは、乗り継ぎ時間が長くて時間を持て余している人たちに、観光名所やショッピングなどを紹介してくれる無料のツアーのようです。乗り継ぎ時間に合わせていろんなコースがあり、当日参加もできるようなので、興味のある方はいかがでしょうか?
無事に手荷物検査も通過し、15分遅れでヒースロー空港行きが離陸しました。
焦らず退屈しない程度のちょうどいい待ち時間でした。
こちらは、インチョン発ヒースロー行きの機体です。
関空から乗ったときにも思ったんですが、アシアナ航空の機体ってやかましくないですか?
離陸前に「うぃ〜ん!うぃ〜ん!」とサイレンみたいなのがなるし、「きゅいぃ〜ん!きゅいぃ〜ん!」と機械音みたいなのも途中で鳴るし、、、。
今まで乗ってきた飛行機であんまりこんな音が出たことないんですけど、、、。
両方共Airbus A350-900という機体みたいですが、この機体がそんな音がなのでしょうか。。
それとも乗った席(2回とも翼付近)?
※最近イタリア語の先生にこの音の話をしたところ、機体のせいではなく乗る場所によるようです。今まで私は翼上に乗ったことがなかったのかしら、、。アシアナ航空の機体のせいではありませんでした。ごめんなさい。
12時間に及ぶフライトともなればやはり楽しみは機内食♡です。
こちらは乗り継ぎ後、一回目の機内食「プルコギサムパプ」というそうです。
食べ方の丁寧な解説書付きで、ちゃんと日本語も載せてくれています。
キムチもついていて、機内中が一気に韓国料理店にいるような香りに包まれました♪
美味しかったです。
機内食で生野菜がこんなに沢山ついているのも珍しいですね。
退屈しのぎに何か映画でも見ようかと思ったのですが、あまり興味をそそるタイトルがなく、チャンネルを回していると語学講座の番組がありました。
日本語講座を選択すると、そこには滋賀県愛にあふれたおにいさんが。
彼は韓国語で日本語講座を担当していました。
どのレッスンを見ても、Tシャツは変われど、いつも滋賀県愛にあふれています。
どこでこのTシャツを売っているんでしょうか。滋賀県の友人にプレゼントしたい感じです。
右側の画像のTシャツには「適度に便利なイナカ」とかかれています。言い得て妙?
なんとも住みやすそうですね♪
おやつ?軽食?にチキンブリトーの軽食がでました。
お腹は減っていませんでしたが、せっかくなので韓国のビールと共にいただきました。
機内の楽しみの1つに「自由に飲みたいときに飲める😂」というのがありますが、残念ながら韓国のビールは私の好みではありませんでした。
このビールは薄いと言うか発泡酒的と言うか、、、。
機内食の画像だらけですが、着陸前の最後のお食事はこちらです。
時差があるので一体今が何時だと思えば良いのか、、。
もはや何ご飯なのかもわかりません。なんとなく昼食っぽい?
今回は白ワインにしました。ワインはミニボトルではなくプラスチックグラスに注いでくれるタイプ。
こちらも残念ながらあまり美味しくなかったです。
どちらかといえば、ヨーロッパ系の航空会社のほうがワインは美味しい気がします。
さぁイギリス入国審査へ!イギリス、なのに、、、?
約12時間のフライトを終え、やっと飛行機がヒースロー空港に無事着陸しました。
さぁ入国審査です。
短期語学留学は事前にビザを準備しなくてもいい代わりに、入国審査で短期学生ビザ(パスポートにビザのスタンプを押してくれる)を発行してもらわないといけません。
入国審査場へは、早めに着くことができましたのであまり並んでいませんでした。
留学ジャーナルで用意してもらった「入学証明書、宿泊先の情報、支払証明書(学費をすでに支払っているという証明書)」の入った封筒、帰りのe-チケットなどを握りしめて順番を待ちます。
一人ひとりにかける時間が長いのか、なかなか列が前に進まない中、やっと順番が来て審査官の前に。
渡航目的を聞かれ「to study English」と言って書類を渡しました。
審査官「何日間?」
私「2weeks」
しばらくその書類を眺めていたと思ったら、突然支払証明書の金額欄を指さして「これは何?」
見ると残金の欄が全て「0」になっています。
当然です、全額払ってますから。
「全部支払い済みということです」と答えると「なんぼはろたん?」
・・・え〜〜〜っ!なんぼてっ、、、💦
その支払証明書の全ての項目(ホーム指定楼、授業料、登録料など)にはいくらという金額がなく、払い終わった残金の「0」が羅列されているのみ。
・・・う〜ん、いくら払ったかなぁ、、、多分、飛行機と保険を除いたら275,000円くらいやったかなぁ、、、。
数字を英語にするのが苦手な私。
大きい数字になればなるほど、言えません。
さぁ、大変。😂
「え〜っと、two hundred seventy five thousand yen!」言えた!!(多分😂)
白目を向きながら空を見つめて振り絞ったのに、その審査官ったら「それって、何ドル?」
・・・ええええ〜!ドルって、、、?ドルなん?
・・・イギリスやのに??ポンドとちごて??
あわててスマホに入れていたユーロ、ポンド、円を換算してくれる設定にしていた電卓アプリを立ち上げて円で入力し、その画面を見せました。
「ポンドかユーロでいいですか?こっちがポンド、こっちがユーロ」と画面を指差して説明。
「ほぉほぉ〜」と頷きながら金額をメモして、無事にパスポートにポンッとハンコを押してくれ「グッド・ラック」といって渡してくれました。
あ〜良かった。
それにしてもなぜドルで金額を知りたかったのかは謎です。なんでなんでしょうねぇ。
ちなみにこの旅行でも重宝したのはAndroid用ですが、「旅行通貨楽換算」というアプリです。
旅行通貨楽換算 – 外国為替レート変換、旅行会計、ショッピングラベル
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先に挙げたスマホ画面でもわかるように、複数の通貨の換算をしてくれるので便利です。
今回はインチョン空港で過ごす時用にウォン、イギリスでの生活にポンド、その後のサルデーニャではユーロと切り替えることなく1つの画面で計算できたので助かりました。
ドルは使う予定がまったくなかったので突然のドル換算司令には焦りました。😂
無料だと広告がうるさいですが、頻繁に海外へいくわけでもないので、無料で十分ことたりました。
無事に短期留学ビザももらえ、スーツケースもロストバゲージすることなく出てきて、あとは迎えのタクシーに乗ってホームステイ先へ行くのみです。
、、と思ったのに、、、💦
お迎えのタクシー運転手さんはいずこに、、、(T_T)
やっと空港のarrivalの出口をでて、出迎えの運転手さんを探します。
留学ジャーナルで申し込んだ際に、送迎タクシーもお願いしていました。
アライバルゲート付近には、たくさんの迎えのタクシー運転手やツアー会社の人がプラカードやスマホ画面を掲げて並んでいます。
その中から私の名前を探すべく、端から順番に一つ一つ確認。
・・・あれ、、ない。
見落としたかなと思って、もう一度覗き込むように探します。
・・・やはり、ありません。
こんなに出迎えのプラカードを持った人がいるのに、私のお迎えは、、、、?💦
今度は少し離れた場所で、プラカードを持っている人たちのところまで行って、また探します。
・・・やっぱり、ない。
そうなんです、どこを探しても私の名前が見当たりません。
あわてて留学ジャーナルからもらった「最終のご案内」というプリントの「最終目的地の空港に到着したら」を読み返します。
到着ロビーにて、学校より委託されているドライバーが学校名の入ったボードを持って待っていますので〜中略〜をご確認ください。10分〜15分待っても会えなかった場合は、以下の手順で行動してください
- Information Deskに行き、お待ちください。
- 10分ほど待っても会えない場合は、以下の緊急連絡先またはスチューデントプロテクション(料金無料の留学ジャーナルサポートセンターにつながります)までお電話ください。
緊急連絡先:タクシーサービス:XXXX-XXX-XXXXX, XXXX-XXX-XXXX
学校緊急連絡先:XXXXX-XXX-XXX
※飛行機の到着後、ドライバーは最大1時間半お待ちしています。それ以上遅れると、1時間に付き£30の追加料金が発生します。
その時点で飛行機の到着後、まだ、50分程度しかたっていませんでしたので、普通なら待っているはずです。
そこにいた送迎の人たち全員に顔を覚えられたんじゃないかと思うほど、何度も探しましたがやっぱりいません。
だいたい手順1.の「Information Desk」がどこなのかさっぱりわかりません。
「Information」と書かれたところに電光掲示板があるだけです。
空港の人に聞いてもここにはないっていうし。。
結局20分待ちましたが、来る気配もないので仕方なくスチューデントプロテクションに電話してみました。
ところが、海外用に用意した私のスマホのSIM「Three」は12G、通話3000分付きなのですが、イギリス国内とヨーロッパの対象地域でしか通話ができません。
スチューデントプロテクションはヨーロッパ以外へかけることになるので、残念ながらつながりませんでした。
周りに公衆電話らしきものもみあたらないので、仕方なく送迎のタクシー会社に電話をしてみることに。
・・・いきなり英語で電話かぁ、、、。ハードル高い〜(;´Д`)
通じるだろうか、理解できるだろうか、と不安になりながら電話番号をタッチ。
今度はすんなりつながってすぐに「Hello」と電話口で言われ、ドキドキしながらも「え〜っと、今ヒースロー空港のArrivalのところにいてます。タクシードライバーが見つかりません。」と伝えました。
どうやら通じたようで「ドライバーに確認して電話します。これはあなたの電話番号ですか?」と聞かれ「そうです。」と答えて電話を切りました。
数分後に折り返しの電話がかかってきて、どうやら私の前に空港に着いた学生さんをステイ先に送迎した後、折り返して戻ってくる途中の道路が、事故で閉鎖されていて、なかなか戻ってこれないようです。
「どうしますか?」
・・・え〜〜!どうしますかてっ。どうするんっ
「待ちますか?」
「は、はい。。」
「運が良ければあと2,30分で着きます。眼の前にカフェネロというのが見えますか?そこでお茶でも飲んで待っていてください」
「運が良ければ。て、、、。」と思いながら、キャンセルして自力でいったところで、返金してくれるのかもわからないし、待つことしか思い浮かびませんでした。
Arrivalの出口を出たところにある「Cafe Nero」はとってもおしゃれな雰囲気です。
チェーン店のようで、この後ロンドン市内でもしばしば見かけました。
待っている間にもう1件、ステイ先にも到着が遅れる旨を連絡しなくてはいけません。
「え〜っとステイ先の電話番号は、、、」とまた「最終のご案内」を読み返し、書かれている通りに「44-XX-XXXX-XXXX」とかけますが、「この電話は使われてません」的なメッセージが流れて繋がりません。
・・・! そうか、44はイギリスの国番号だからイギリス国内にいるからそれはいらんのかっ!
と気づき、今度はXX-XXXX-XXXXとかけてみますが、やはりつながりません。
・・・え〜ん、どうしたらいいの?
とネットで「外国 電話 かけ方」と検索しているうちに、「そうか、海外から掛けるときは44の次に市外局番の最初の0を抜いてかけていたから、国内でかけるときは44は付けないで、抜いた0を戻して0XX-XXXX-XXXXとせなあかんのか」とやっと気づき再度挑戦。
無事電話が繋がりました。
こんなことも知らずに一人外国に来た私。というか普通に考えたらわかりそうなものですね、、。汗
やっとつながった電話に出てくれたホストマザーは「大丈夫よぉ〜、美味しいご飯も用意してるわよ、ダ〜リン♪」と優しく言ってくれたのでちょっと安心。
「会ったこともない人に、ダ〜リンっていうねんや、、」と思いつつ。。
とにかくやることはやってしまったので、後はゆっくりとコーヒーを飲みながら待ちました。
30分ほど待った頃でしょうか、タクシー会社から「あと5分くらいで迎えに行きます」と電話がありました。
英語ができないことを考慮して、丁寧にテキストでメッセージも送ってくれていました。←後で気づきましたが、、(;´∀`)
そして、
・・・来ました、来ました〜!私の名前を書いたボードをもった運転手さんがっ💘
きちんと遅れたことを謝ってくれて、もうすでに暗くなった道路を走り続け、45分ほどかかってやっとホームステイ先へ到着。
ホストマザーと初対面
ブザーを鳴らすとすでにお風呂上がりだったのでしょうか、アッパッパー的なお召し物を来たホストマザーさんが、笑顔で出迎えてくれました。
「お腹へってる?」
「いえ、大丈夫です」
「スクランブルエッグぐらいは食べる?」
「あ、、、はい」←断りきれず。。。
結局たっぷりのバターの入ったスクランブルエッグに自家栽培トマトを添えて出してくれましたが、バターが苦手な私には結構辛い一品でした。
がんばりましたがどうしても食べきれず「ごめんなさい、残しました」と言いました。
ちゃんと謝ったのが良かったのか、笑顔で「大丈夫よ。お部屋に案内するからゆっくり休みなさい。シャワーも自由にどうぞ。」と2階の部屋へ案内してくれました。
ヨレヨレと重いスーツケースを細い階段にぶつけながら💦やっとのことで二階へ上がり、部屋へ。
・・・広いっ!(二人部屋を一人で使わせていただきました)しかもトイレ、シャワー付き!
行く前にいろいろイギリスでのホームステイ事情を検索していたら、「シャワーは10分以内に」とか、「水しか出ない」とか「部屋が寒い」とかいろいろなネガティブワードが頭に入っていたのですが、シャワーは天井にくっついているタイプで使いにくくはあるもののちゃんとお湯は出るし、時間も自由でいいようです。
しかもお部屋もオイルヒーターが効いていて温かい💘
疲れもあってこの日はそのままぐったりとベッドへ。。。
とにもかくにもやっと眠れる場所に到着できて良かったです。
・・・2日目につづく