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イタリアーニと巡る日本9日目〜大阪〜

9日目大阪の予定

午前中 ・大阪歴史博物館
    ・大阪城

午後  ・ハルカス展望台
    ・新世界→カラオケに変更

この日は朝から大阪歴史博物館と大阪城へ。午後からの予定は、当初ハルカス展望台から新世界へ行く予定でしたが、彼らの希望がありカラオケに行くことになりました。

持つべきは優しい友、を実感

昨日の新幹線の中で突然「いつでもいいからカラオケに行きたい」と笑顔でリクエスト。

「え、、歌うの?」

「うんっ、ヘビメタ歌いたい🎵」

・・・う〜んヘビメタかぁ〜。知らんしなぁ〜、、。私一人で盛り上げられるかなぁ、、、。

こんな時、まず思い浮かぶのは、高校の同級生5人組です。

新幹線の車内からグループラインにメッセージを入れます。

「突然ですが、明日の月曜日から金曜日の間で誰か一緒に晩御飯とカラオケに行ってくれる人、いませんか?ヘビメタ歌いたいらしいんですけど、一人で盛り上げる自信なくて、、、。💦」

予定の段階から、この旅行のことを知っている同級生たち。

旅が始まった当初からその日の出来事をグループラインで紹介してたので、私の旅に一緒に参加している気分になってくれています。

とはいえ、みなさん社会人、お仕事もあります。

平日のしかも月曜からなんてとても無理だろうな、、と思っていたら、既読がついて次々に返信が。

「31日なら行けますよ。」

「28日で良ければ、あとは29日かな」

5人全員が返信してくれ、3人が手を挙げてくれた月曜日(今日)に決定。

・・・持つべきものは友です。

いきなりにも関わらず快く引き受けてくれた友人たちに感謝しかありません。

夕食から参加してくれることになりお店を探して予約することに。

大阪では、たこ焼きとお好み焼きを食べたいと言っていたのですが、両方ともいっぺんに食べれるお店「本家 大たこ 法善寺店」さんを発見し、彼らがどんぐり共和国で夢中になっている間に運良く予約できました。

心強い助っ人たちの存在に今日は百人力です。

彼らにも「友人たちが晩ごはんとカラオケに一緒に行ってくれるよ」と伝えました。

ホテル近くのカフェで朝食

百人力に安心したのか、家をでた後でICカードを忘れたことに気づき朝から母も巻き込んでのバタバタです。

待ち合わせから30分遅刻してしまいました。

今日の朝食は、ホテル近くの小洒落た雰囲気のカフェ「Café Morning Box」へ。

小洒落ているだけあって値段もちょっとお高めでしたが、バナナブレッドが美味しそうだったのでそれをいただくことにしました。

Gさんは、例によってオレンジジュースにカフェラテ、店頭に並んでいたカップケーキを選びました。

Tさんは、桃のパフェのようなものとオレンジジュースを注文。

ここでも提供されるまでかなり待ちました。

どうもTさんの選ぶものは時間がかかるものが多いようです。笑

全部を一度に出そうとしたのだと思いますが、かなり時間が経ってからやっと運ばれてきました。

Gさんの選んだカップケーキもオレンジジュースも美味しかったそうです。カフェラテはクリームがふわふわして見るからにおいしそうでした。

ただ、毎回カフェラテを頼む度に、シュガースティック2本分を追加するGさん。

今回もお砂糖が足りなかったようで、シュガースティックを探しますがテーブルにもレジ前にもありません。

レジには誰もいません。

おしゃれな店内に響く「すいませ〜ん」の声。

何度が呼びかけてやっと出てきた人にシュガースティックを2本もらいました。

おしゃれすぎて食べ方がわからないパフェ

Tさんの桃のパフェ風のものは、てっぺんに半円状の桃が帽子のように被さっていて見るからに食べにくそうです。

しかもあるのは細長くて小さな匙のスプーンのみ。

そのスプーンで上の桃を食べようとしますが、突き刺した途端に傾いてしまって今にも落ちそうです。

慌てて、またレジまで行って何度か「すいませ〜ん」

今度はお皿を一つもらい、その上に桃を置きました。

フォークを頼み忘れたので、私のバナナケーキ用にあったフォークを彼女に譲りました。

パフェをあまり食べない私にはよくわかりませんが、これはどうやって食べたら正解の食べ物なのだろうか?

苦労しながら食べたパフェでしたが、底の紅茶の層の部分が苦かったらしく、あまり美味しくなくてがっかりしていました。

本当は混ぜて食べるものなのかな、、?

そもそも、パフェだったのかな、、、???

カフェの上はリーゾナブルなホテルでした

このカフェは、HOTEL MORNING BOXというホテルに併設されています。

調べてみたらシャワー、トイレなどは共用になっている部屋や、ドミトリータイプの部屋が多いリーゾナブルなホテルのようでした。

サイトはとってもおしゃれです。

大阪歴史博物館へ

食事が終わったらまずは、大阪歴史博物館(600円)へ向かいます。

ここと大阪城天守閣(600円)の入場料とをセットで買うと1,000円になり200円お得になります。

大阪歴史博物館は、言葉がわからなくてもミニチュアの昔の街並みの様子や出土品などを見るだけでも面白いので、外国の方にも楽しんでもらえると思います。

館内は写真撮影OKなので、彼らも熱心に写真を撮っていました。

10階までエレベーターで上がった後、古代、中世、近世と階を降りるごとに新しい時代の展示になります。

階ごとに展示方法も工夫されていて飽きずに最後まで楽しめます。

7階では、当時の衣装を着た等身大の人形が、生活の様子を伝えてくれます。

あまり人も多くなかったのでゆっくりと見ることができました。

見終わった後、館内でお昼を食べてしまおうかなぁと思っていたのですが少し早かったようです。

近くて遠い大阪城

大阪城まで続きで行くことにしました。

・・・そこに見えているのに遠いのが大阪城。

大阪歴史博物館からも大阪城は見えていますし、公園の入り口もすぐそばです。

大阪歴史博物館の館内からみた大阪城

すぐに辿り着けそうな気がするのですが、広い公園の真ん中に立つ大阪城までは、どこから行ってもそれなりに時間がかかります。

日差しを避けるものもないので暑さが半端ないです。

園内を走るミニバスを見つけて「乗りますか?」と聞きましたが、歩くとのことでした。

途中で豊国神社にも参拝。

大阪歴史博物館でセット券を購入してから大阪城へ向かうのが正解

やっと辿り着いた大阪城の前は長蛇の列です。

それを見てげんなりする二人。炎天下を並ぶ余裕はありません。

白いテントの下は長蛇の列

しかし、拡声器を持った係の人に聞くとチケットを持っている人はすぐに入れるとのこと。

セット券を見せると並んで待つ人の横からすんなり通してくれました。

後ろについて入ってきたGさんに「Kaeru~天才やん」と褒めてもらいました。

・・・褒めてもらえるところがあってよかったw

城内は多くの人で大渋滞

天守閣までは5階までエレベーターと階段両方で行けますが、迷わずエレベーターを選択。

5階の扉が開くとびっくしするほどの人がひしめいています。

その中をぬうように適当に展示物を見ていき上の階へとすすみます。

人が多すぎるのでじっくり見る気にもならず天守閣まで上がりました。

ところが、高所が苦手なTさん、室内から外に出ることができません。

柱の陰から外の景色を眺めていました。

・・・本当に登ってみたかったのかなぁ、、、。

とちょっと不安になりました。

Gさんは、展望台の周りをぐるりと歩きながらシャッターを切っていましたので楽しんでもらえたのではないかと思います。

「この値段は高いですか?」聞いた理由を知り反省する

展望台の階にはギフトショップがあり、そこに陳列されていた猫の置物が気に入ったらしTさんが「これは高いですか?」と聞いてきました。

「そうでもない」という私の返事を聞くと迷いなく購入。

大きさの割には値段はリーゾナブルだったかなと思います。

ただ、どうして高いかどうかを聞くのか少し疑問に感じていましたが、後から聞くとどうやら宮島でお土産を見ていた時の私の言動に問題があったようです。

その時も猫の置物を熱心にみていたのですが、悩んでいるようだったので値段かなと思い「È un po’ caro?(ちょっと高いですか?)」と語尾をあげて聞いたつもりだったのですが、彼女は「ちょっと高いね」と聞こえたようでした。

それでその時その置物を買うのをあきらめたようです。

確かに大きさの割に高いなと思ったのも事実ですが、お土産屋さんなりの値段だと思います。

私の言動が原因と分かり「お土産屋さんなので少し高いことはあるかもしれないけれど、欲しいと思ったものは買っていいと思います」と伝えました。

知っている単語を並べただけでは、ちゃんと伝わりませんね。

この日までに何年も時間があったのにちゃんと勉強しなかった自分を悔います。

下りもエレベーターに乗せてもらいました

大阪城の展示は2,3,4階にもあるのですが、疲れていたのと階段を降りるのが辛いようでした。

8階からエレベーターで降りたそうにしていたTさんですが、あいにく係りの人が誰もいず、5階までなんとか階段で降りた後、5階に到着したエレベーターの中にいた係の人にお願いして乗せてもらいました。

体の不自由な方はエレベーターで8階まで上がって8階から降りることができるようです。

3階には金の茶室や大阪城の全体図のミニチュアなども展示されていたり、2階では兜をかぶって撮影することもできたようなので残念でしたが多分そこも大勢の人で順番待ちだったかもしれません。

高所恐怖症なのに高いところが好き?

お城を出たところでお昼にしようとミライザに行きましたが、金額が高くて却下になりました。

「この後どこに行きたいですか?行きたい場所の近くでランチにしましょう」と言いました。

すると「ハルカスに行きたい!」

・・・え、ハルカス上るの?大丈夫?

「大阪城の比じゃないくらい高いですよ。外、見れますか?ガラス張りだけど、大丈夫?」と思わず確認。

「離れたところから見るから大丈夫!」とニコニコしながら答えるTさん。

Gさんによると以前はロープウェイも高いところも平気だったとか。

困難に向かうチャレンジ精神

しかし、以前にかかった病気の後遺症から、高所でめまいがするようになり、外を見れないようになったそうです。

当初は酷かったそうですが、それでも最近は、随分ましになったそうです。

彼女にとっては、高いところに上がったり、階段を頑張って上り下りしたりチャレンジを繰り返して、一つ一つ克服しているのだと思います。

そうやってずっと頑張ってきたのだと知ると頭が下がります。

ハルカスに行くことが決まったので、天王寺まで環状線で向かいます。

お昼ご飯は、焼き鳥

ランチは気軽に入れる「ミオえきキッチン」で探すことに。

順番にお店を見ながらぐるりと一周したところで、焼き鳥がいいと言われたので、ボトルバードさんへ。

2人ともチューハイを注文し、焼き鳥を数種類注文。

突き出しに出てきた生のピーマンが気に入ったようで美味しそうに食べています。

メニューに鴨肉もあったので「鴨があるけれど、食べて見る?」とGさんに聞くとワクワク顔で頷きます。

ここの鴨は柔らかくて美味しかったそうで良かったです。

なんでも食べるのを見て、鶏のお刺身まで頼んだら、ちょっと踏み込み過ぎたようです。

「ここの鶏が美味しいということはわかりましたが、私たちは生の肉は食べません。」と試そうともしませんでした。

・・・甘くて美味しかったんだけど、、。

ハルカス展望台からの景色

ずっと大阪に住んでいますが、ハルカス展望台まで行くのは今回が初めてです。

大阪庶民には15階から眺める景色で十分だと思ってました。

・・・しかし、流石に60階からの眺めはレベルが違いました。

米粒ほどの建物が遥か彼方まで見えます。

私もGさんも景色を見ては夢中でシャッターを切ります。

ひとしきり撮影した後、Tさんを探すとガラス張りの窓を避けるようにインフォメーションとエスカレーターの間に立っています。

展望台の真ん中も吹き抜けになっているために怖いのだと思います。

ここにしか立っていられないのでしょう。

「大丈夫?そこからでも、見える?」と尋ねると「大丈夫。綺麗ねぇ〜」と背伸びをしながら外を眺めます。

Gさんが手を取って寄り添うと少し窓に近づけましたが、まだ、1m以上は窓から離れています。

それでもTさんなりに楽しんでもらえて、少しでも高所を克服できたなら嬉しいです。

大丸百貨店の休憩スペースにはUSB充電ポートがあります

ハルカスのあとは夕食までにはまだ時間はありましたが、スマホの充電もしたいというので「ホテルに帰って夕食までゆっくりしてはどうですか?」と提案してみました。

私を1人にすることに気を遣ってくれましたが「ここは私の地元なのでいくらでも時間はつぶせます。どうぞゆっくり休んでください。また時間になったら迎えに行きますので。」と言ってホテルまで送り届けました。

夕食の大たこさんの道順を確認してから、大丸百貨店のジャンプショップで推しに癒されてからパルコとの渡り廊下の手前にある休憩スペースでへ。

ジャンプショップへ行く途中で発見したのですが、ここの椅子にはUSBケーブルがさせるポートがいくつか設置されていました。

・・・ここで休憩している間に充電できますやんっ🎵

平日だったせいか人もあまりいなかったので、ゆったりと充電しながらネットサーフィンしてまったり。

椅子はクッションが硬くて座りにくいけど、充電に困った時にはおすすめです。

本家 大たこ 法善寺店

7時前になったので、彼らを迎えに行き晩ごはんに向かいます。

お店は法善寺の水掛不動尊のそば。

お店の前に案内したのですが、残念ながら日が暮れて暗くてお不動産の苔の様子がよく分かりませんでした。

お不動さんの前に張られたテントの中には山伏の格好をした方々が数名おられました。

後から毎月28日は、護摩法要の日だと知りました。

店につくと、同級生たちは先に入って待っていてくれました。

仕切り上手な彼女たちにおんぶに抱っこで注文も全てお任せ。

・・・あぁ楽ちん。

たこ焼き、お好み焼き、すじコンねぎ焼き、焼きそば、とんぺい焼きと大阪粉もん大集合!

そして忘れちゃならない枝豆です。笑

6人ということもあり、いろんなお料理を少しづつ味見してもらうことができました。

ここのたこ焼きはタコが大きいので有名だそうですが本当に大きくて食べ応えがありました。

タコ好きのTさんが楽しみにしていたものの一つがだこ焼きだったので、とても喜んでいました。

友人たちは各自翻訳アプリをスマホに準備してくれて、一生懸命会話してくれます。

ここでTさんも覚えた日本語を披露します。

「私たちは、TとGです。どうぞよろしくお願いしますっ!」

「とっても美味しいです!」

カラオケでヘビメタとジブリ

このあとはカラオケです。

お店から近くのカラオケを探して予約をしますが、時間の計算が苦手な私。

「何時の予約にしたらいいやろ?」と聞く私に「多分30分後で大丈夫」と友人。

こういう計算ができる人がいてくれると心強いです。

実際に30分とちょっとでカラオケに着きました。

カラオケタイムは2時間です。

歌が上手なYさんが先頭を切って「となりのトトロ」の「さんぽ」を入れてくれました。

相変わらずめちゃめちゃ上手です。

Gさんも上手ですねぇと感心。

次にYMちゃんもユーミンの「優しさに包まれたなら」を。

これも「魔女の宅急便」の挿入歌です。

知っている歌を一緒に口ずさんだり手拍子したりして、場が温まってきたところでGさんに歌をすすめました。

Gさんが歌うのはヘビメタバンドのメガディスの曲。

ヘビメタを知らない私たちですが、ステレオタイプなイメージの「首をふる」リアクションで盛り上げます。

知らない曲でしたがとっても上手でした。

続くTさんは、初めからノリノリ。

マイクを握り締め立ち上がって首を振りながら歌います。

二人とも英語の発音がめちゃめちゃいいんですけど、どうして話せないんだろうか、、、。

日本人が歌うと片言になっちゃうことが多い英語の曲ですが、彼らが歌うととても自然です。

この後もジブリ、ヘビメタ、ジブリ、ヘビメタと続き最後の締めもGさんが歌ったので、大満足してくれたのではと思います。

ほんとに同級生のみんな、付き合ってくれてありがとう!

彼女たちも2人とのひとときを楽しんでくれたみたいでよかったです。

帰りは夜のグリコの前で全員で記念撮影しました。

去り際にそれぞれが持ってきたお土産まで彼らに渡してくれて、、。

・・・気遣いの天才ですね。あなた達。

友達でいてくれてありがとう❤️感謝、感謝です。

さぁ明日は姫路城。

・・・試練の階段のぼりです。

がんばって〜っ