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イタリアーニと巡る日本10日目〜姫路城〜

10日目 大阪・兵庫の予定

午前中 ・姫路城

午後  ・明石大橋→四天王寺に変更

今日がジャパンレールパスの最終期限になるので、新幹線に乗って姫路城へ行きます。

朝食はおしゃれにメープルチェダークロワッサン🎵

朝食は、クリスタ長堀の心斎橋駅近くのちょっと小洒落た「ディーン&デルーカ 」で。

Gさんはカフェラテとオレンジジュースとメープルチェダークロワッサン、Tさんはコーディアルシロップソーダのザクロ&ラズベリー(うろ覚えです)とオレンジジュースを、私はアイスコーヒーとメープルチェダークロワッサンを注文。

高いだけあってコーヒーもクロワッサンも美味しかったです。

・・・毎回朝食の度に高い、高いと思うけれど、もしかしてこれが世間の相場なのかな、、?

私の頭の中が昭和金額からすすんでいないのかもしれません💦

混んでないのに座りにくい新幹線の自由席

新大阪から姫路までの新幹線は自由席。

平日だし近いし自由席でも余裕だろうと高を括っていましたが、席は空いているのに、3人がけの席に真ん中の席にカバンを置き、1人で2人分を陣取って座るサラリーマンばかりです。

今時声をかけて逆ギレされる可能性もあるので、ドキドキしながら一番譲ってくれそうな男性にお願いして無理やりカバンをのけてもらって2人を座らせました。

・・・迷惑そうにしてたけど、自由席2席分買ってる訳とちがうよね!?

ちょっと肩身の狭い思いはしましたが、姫路まで新幹線で行くのは初めてだったのでちょっと嬉しかったです。

姫路駅から見える姫路城に感動

姫路駅には、改札を出たところにお城のミニチュア模型やお姫様とお殿様の顔のところがくり抜かれた顔出し看板が置いてあります。

この日は、お祭りの神輿のようなものも展示されていました。

私とTさんも穴から顔をだして記念撮影。

駅を出た真っ直ぐ先には威風堂々たる姫路城が私たちを待ち構えてくれているようです。

涼しい季節ならお城まで歩いて行くのも楽しいですが、今年は連日の猛暑「命に関わる暑さ」ですので、バスに乗って姫路城前まで行きます。

雨よりはましですが、ジリジリと焼けるように暑いです。

イタリアーニのツアー客も姫路城見学

桜門橋から三の丸広場まで来た時、近くに外国のツアー客集団がガイドの説明を聞いています。

よく聞いて見るとイタリア語でお城の説明をしてたので横目でGさんをチラリ。

目があったので「ただでガイドが聞けたね」というと「本当だ」と笑っていました。

三の丸広場に沿って半周するように歩いて入場口まで。

古の面影を残す姫路城

そこから天守閣の入り口までお城の中を歩き進みます。

入り口では、靴を脱いで置いてあるビニール袋に入れて持ち歩きます。

事前にサイトに「上履きか靴下をお持ちください」と言うお知らせを確認していたのに、サンダルできて靴下を忘れた私。

しかし、彼らの足元をみると2人ともちゃんと靴下を履いていました。

・・・裸足で歩いてすみません、、💦

大阪城は誰が作った?

「問題です。大阪城は誰が作ったでしょう?」

「豊臣秀吉」

「ぶぶー」

「徳川家康」

「ぶぶー」

「答えは大林組です」

という大阪人のギャグ?がありますが、鉄筋コンクリートの近代建築によって復元された大阪城とは違い、天守閣内も創建当時の面影を残す姫路城。

板張りの床に足を踏み出した瞬間からタイムスリップしたようで気分が上がります。

傾斜が急な木造階段

エレベータはありませんので、かなり急で幅も狭い木造の階段を登っていくことになり、足の不自由な方や車椅子の方は解除者が必要になります。

姫路城に行く前にTさんに「姫路城にはエレベーターはありません。自分で階段を登って、そして降りなければなりません。しかも、階段は急なところが多いですよ。大丈夫ですか?」と念をおしましたが、彼女は「登る」と心に決めていました。

慎重にゆっくりと大きく呼吸しながら登るTさん。

それを後ろから支えるように登るGさんの姿はどこまでも献身的です。

1階上がるごとに見所がありますので、息がつけたのだと思います。

場内は、外の暑さに比べて、湿度も高くなく心地よい風が吹き抜けます。

かなり狭くて急な階段もありましたが、上まで頑張って登れました。

天守閣にある長壁神社にお賽銭を入れて手を合わすTさん。

無事に登り切れたことを感謝しているのかな?

せっかくの見晴らしの良い景色を少し離れたところから満足そうに笑顔で眺めていました。

さぁ、登ったら今度は降りないといけません。

これが難関です。

特に狭くて急な階段では、お尻をつけながら一段一段降りていく場面もありました。

Tさん、さらなる階段を進む

2階まで降りたところで夏の特別公開で普段見れない場所も見れることがわかりました。

どうしますか?と聞いてみたら2人とも行くとのこと。

まだまだ階段修行は続きます。

ここは階段が狭くて急なので先に上がった人が降りてくるまで、登れません。

階段下で交通整備をスタッフさんがしています。

慎重に登ったり降りたりを繰り返しますが、どれも見応えのあるものでした。

間近に見える大天守は迫力があります。

ハの渡櫓の後は、一旦外に出て別の入り口から折廻り櫓へ。

畳の間や石落としなど、こちらも見応えがありました。

窓が開け放たれているので、どこを歩いても建物の中はたえず心地よい風が入ってきてとても過ごしやすく、じっくりと堪能することができました。

ランチは明石で明石焼き

お城を出た後はお昼です。前日に一緒に食事した友人から明石焼きをすすめられたので、魚の棚に行ってみました。

まずは、食べ歩き用の大きなお煎餅が有名なお店「永楽堂」さんを探します。

端までそんなに大きな商店街でもないのに、またまたお店を探せません。

2往復ほどして魚屋さんに聞いてみたところ、斜め前を指さされ、それでもわからずにキョロキョロしていると、「そこよ、そこ」💦

本当に見えてない、、。

愛想のいい魚屋さんに「どんまいっ」と慰められながらおせんべいやさんへ。

目の前で焼いてくれるタコ煎餅は熱々です。

大きなタコ煎餅の下だけに紙を巻いてくれたものをGさんに「caldo, caldissimo! attenzione!」と単語を並べただけのイタリア語を言いながら渡すと、その大きさにびっくりしてゲラゲラ笑っていました。

早速3人でパキパキと折りながら食べてみました。

塩の塩梅もちょうど良くて、美味しくて止まりません。

しかし、半分ほど食べたところでGさん「お昼はこれだけ?」

そうでした。明石焼きです。

近くでみつけた緑色ののれんのお店へ。

しかし、時間が少し遅かったようで、入ったお店にはタコ飯もタコ天もなくてたまご焼きのみ。

しかたなく飲み物とたまご焼きのみを注文します。

ひたすらたまご焼きのみを食べ続けることになってしまったので、Gさんにしたらちょっと物足りないようでした。

タコ好きなTさんも「昨日の方がタコが大きかったね」と言った後は2人とも無言になってしまいました。

しかも、閉店間際だったようで食べ終わるのを待ちかねたように追い出されてしまいました。

お店の口コミは良かったので、他のタコ料理も食べれたらきっと満足してくれたかもしれませんが、食べさせてあげられなくて残念でした。

タコ煎餅が美味しかったので、食後に戻って母へのお土産を買っていると、彼らもお土産にしたかったようで「これはサルデーニャまで持ち帰れる?」と聞いてきました。

「大丈夫ですよ、持って帰れます。」というと何枚か購入していました。

明石から四天王寺へ

(以前に撮影したものです)

駅に向かいながら、次に行きたい場所があるか聞くと「四天王寺へ行きたい」と思いがけない場所をリクエストされました。

・・・なぜに、四天王寺?

私が桜の季節に撮った四天王寺の写真を送ったことがあるのですが、もしかしたらその時に印象に残っていたのかもしれません。

そういえば、大阪歴史博物館でも四天王寺の展示を熱心に見ていました。

時間を確認すると、お堂に入るにはギリギリアウトぐらいの時間でした。

外の門自体は開いているので「とりあえず、行ってみる?」と、四天王寺まで行くことになりました。

今日はなかなかの移動距離です。

残念ながら着いた時には5時を回っていたので、五重塔は外からしかみれませんでしたが、雰囲気は感じてもらえたようです。

美味しいパイナップルサワーにご機嫌

夕食までには少し時間があります。

歩きづづけて疲れてもいましたので、天王寺まで行って少し休憩することにしました。

前日同様ミオえきキッチンで、ゆっくりできそうな「大衆ビストロ さしす」にしました。

6時は過ぎていましたが、彼らの普段の夕食は8時ごろ。

当初は飲み物だけのつもりだったのですが、メニューを見て興味が沸いたようです。

何品か口にして美味しかったのでしょう、腰を据えてそのまま夕食に突入してくれました。

これで夕食のことを考えずに済みました。笑

国産牛のラグー、鮑のソテー、ニンジンラペ、ポテサラ、生ハム、合鴨、、。

ラグーは柔らかくて気に入った様子でした。生ハムもおいしいといっていました。

バゲットは付いてくるものと思っていたようで「日本ではバゲットは出ないのか?」と聞かれました。

この旅でシューハイなどのサワーが気に入った2人は期間限定の飲み物を注文。

パイナップルサワーがとても気に入ったようで何回かおかわりしていました。

よほど気に入ったのか後日もこれだけのためにここに来たいと言われたほどです。

私はお手頃価格のレモンサワーとその後に白ワインをいただきました。

今日も暑い中道に迷って、余計な距離を歩かせてしまいましたが、美味しい笑顔でくつろぐ2人にほっとしました。

帰りは夜になって暑さも少しましだったので、心斎橋から地下を通らずに外の道を歩いてホテルまで。

そういえば、できるだけ日差しを避けるために地下を使って移動していたので街並みなどを見せることができなかったなぁと思いました。

旅もそろそろ終わりに近づいてきました。明日は海遊館です🎵