/*pinterest*/ /*pinterest*/

★当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用しています★

78歳 骨折しました

2019年11月9日

「あ、痛い!」資源ごみ出しの日の朝、両手に空き缶、空き瓶を詰めたビニール袋を持って一歩踏み出した途端に、足がグニャリとなりました。

足は見た目は何も変わりなく「どうもなってないわ。良かった」と思い、念のため鎮痛・抗炎症剤 ロキソニンテープを痛みのする右足の甲に貼りました。

でも、痛みは治まらず歩くと痛みは増してくる為、午前の診察時間終了間際ながら、近くの整形外科へ足を引きずりながら行きました。

スポーツ整形外科、リハビリテーション科のその整形外科クリニックはいつも多勢の患者さんでいっぱいで、当然の事ながら長く待ちました。

名前を呼ばれてからは、先ずレントゲン写真を6枚撮り、その後少し待って診察室へ…「ああ、折れてますね」とにこにこ顔で先生。

「えっ!ほんまですか⁈ 」と疑り深い声を発する私。

「本当、本当。ほら、ここ見て! 線入ってるでしょ。ここ折れてます」とにこにこ顔の先生。

私は後ろから棒で頭を殴られたほどのショックを受けました。

骨折って!骨折って!うそやろ!でも自覚する間もなく、あれよあれよと言う間に足はぐるぐる巻きに固定され、松葉杖姿で会計に向かう羽目になりました。

治療費とぐるぐる巻きで倍以上に大きくなった足の履物代、松葉杖の保証金と使用料。

あ〜〜  福沢諭吉がよくお財布に入っていてくれた事だと思いました。

「すぐ来てくれて良かったです。これで我慢して歩いてたら骨折の箇所がずれて、手術をしなければならなくなったから。今はこのまま様子を見ましょう。4日後にレントゲンを撮ります」と言われ、生まれて初めての松葉杖でどちらの足を出せば良いのか迷いながら看護師さんの心配顔を後に、「杖〜、足〜、杖〜、足〜」と呟きながら、帰宅の途につきました。

クリニックから帰って

その日は英会話教室に行く日だった為、慌てて先生に欠席のメールを送信しました。

『友達からの借金の申し込みを上手く断る方法』を英作文して見て頂く日で、教室に行くのが楽しみだったのにとても残念でした。

旦那はパーキンソン病系の難病指定された病気の為、何かと世話が必要なのですが、それができない状態になったばかりか私自身が助けて貰わなければならなくなりました。

ネットで調べると私の折れた骨は右足中足骨のようです。取り敢えず、娘にメール。「ごめん!骨折してしもた‼︎」

年齢的にみんなそういう時期?に入ってきたという事でしょうが、娘の友達が次々と親の入院や介護が必要になってきて大変だといった話を聞いていたので、先ずは「ごめん」と…

骨折、松葉杖と生まれてこの方経験の無い事ばかり、「78年たっても生まれて初めての経験てあるんや」と妙に納得。上手く使いこなせるようになろうーと意欲が湧きました。

寝室は2階のため、娘に見守られながら足に力を入れないように四つん這いで階段を上がり踊り場からは赤ちゃんのようにハイハイでベッドに行き、どうにか骨折初日が終わりました。